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【映画】映像は大迫力だっだけど30分で飽きた/『ゼロ・グラビティ』

観てきました。話題作のこれ。ゼロ・グラビティ

© 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

英題:GRAVITY 製作年:2013年 製作国:アメリカ 日本公開:2013年12月13日 上映時間:1時間31分

ストーリー:地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。

http://www.cinematoday.jp/movie/T0013265

 

前評判がよく、友人も絶賛していたので。観ようかどうしようか迷ったけど、迷ったら観る。今年はそう決めた。

なんで迷ったかというと、まず、洋画があんまり好きじゃない。食わず嫌いな感じではあるんだけど、そんなに洋画はわたしの琴線に触れてくれない。ので、洋画というだけで、ちょっと敬遠してしまった。

それと、これまであんまりたくさんとはいえないけれど映画を観てきて、わたしは映画に「映像」、というか、「画」を求めていないことがなんとなくわかってきたので。ストーリーだったり、セリフだったり、それらが素敵な(わたし基準)映画が好きだなあと。ぼんやりだけど。だから、「映像」を前面に押しているこの映画に、そんなに惹かれるものがなかった。

 

ただ、3D映画観たことなかったし、話題作だし、時間と若干のお金の余裕があるし、ということで。

 

観てどうだったかは、タイトルどおりでした。30分で飽きた。映像は確かにすごい!これは感動もの。3D映画ってこんなんだ!って。ディズニーランドとかにあるアトラクションみたいだった!もう椅子も動いてほしい!ほんと、宇宙にいるみたいだった。

ただ、30分もすると感動も薄れてきて、単調なストーリー展開にちょっと退屈しだした。さらに、酔いだした。それに加えて、宇宙怖い宇宙怖いってなった。わたし幽霊とかそういう怖さは割と平気だけど、自然とか宇宙とかそういうものに対する恐怖感が半端じゃないので。30分くらいから、本気で退場を考えてしまいました。結局最後まで見たけど。

サンドラ・ブロックの演技は好きだなーと思った。かっこいい女性だ。肉体も美しい。

 

観た後で、ネットでレビューを読んでると、評価がすごく分かれてた。星ひとつの人が書いてた感想の多くがストーリー批判だった。「映像はすごいけどストーリーはひどい」とかね。お金の無駄、とか書いてる人もしばしばいたなあ。言いたいことはわかるし、同意できるけど、これはそういう「映像」で魅せる映画なんだから、とも思った。「ストーリー」で魅せたいんじゃないことは明らかでしょ。

とはいえ、わたしも映画に「ストーリー」を求めていることがこれを観たことによって再確認できました。「大迫力の映像」を売りにする映画は、わたしの好みじゃないようでした。

 

関係ないけど、レビューによく「観て損はありません」とか、「絶対見るべき」とか書いてる人いるけど、その自信、すごいなあと思った。自分にささるものと人にささるものが大体同じだと思ってるのかな。