【本】映画化、どうなるのか楽しみだ/『繕い裁つ人』
おおー!映画化決定らしいーー!(数日前に発表で乗り遅れたーー!!)
池辺葵「繕い裁つ人」実写映画化!洋裁店店主の優しい物語
池辺葵「繕い裁つ人」の実写映画化が決定したと、本日12月7日に発売されたKiss PLUS 2014年1月号(講談社)にて発表された。
「繕い裁つ人」は、祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江と、彼女を取り巻く人々の生活を描いた物語。Kiss PLUSにて連載中で、単行本は4巻まで発売されている。
2013年12月7日 0:00 コミックナタリー
コミックナタリー - 池辺葵「繕い裁つ人」実写映画化!洋裁店店主の優しい物語
わたしが一番好きな漫画。ストーリーに起伏はなく、淡々と進んでいく漫画なんだけど、感情の描写がものすごく好き。
「優しい物語」って書かれてるけど、「優しい」という言葉で表現しちゃいけない作品ですよ。そんなにぬるくない。登場人物みんな、みんな弱くてずるくて強くてかっこいい。ほんとかっこいい。こういう生き方したい!って読んでていつも思う。
わたし別に小説や漫画が映像化されるの嫌いじゃないので好きな作品がドラマや映画になったりするのは嬉しいんだけど、ただ、この作品に限っては、手放しで喜べない。
映像化向きの作品じゃないと思ってる。漫画の「画」だから伝わる「空気」が多い作品なので。だからどうなるんだろうという楽しみもあるんだけど、原作のテンポをどう映像で表現するのかな。
Kiss PLUS買ってないから詳しいことはわからないけど(買いにいこうかな)。監督とキャストが気になる。誰がいいかなー。
で、『繕い裁つ人』を読むならこっちも絶対読んでみて!
同じ作者さんの『サウダーデ』。
生きるの辛かった時期(大袈裟だけど当時はほんとにそうだったんですよ!)に両方とも読んで、あー生きなきゃーとか思った。