【旅行】イスラエルに行った3~死海へ~
イスラエル旅行記3。
↓この記事の続きです。
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ホテルの朝食は6時45分から食べられる(早くて嬉しい)ので、ささっと朝食をとり、7時10分頃ホテルを出発。歩いてセントラルバスステーションへ。30分強で行けました。
バスステーションへはヤッフォ通りを西へ。新市街からはやや距離があるのでLRTを使うと便利(歩けない、こともない)。
バスステーションは3階建て(曖昧)で、飲食店やらなんやらたくさんお店が入っています。案内に従ってチケットカウンターに行き(簡単に行けます)、行先を告げると切符を売ってくれます。
私はエン・ボケックまでの往復切符を買いました。ちなみに、往復切符はICカード型乗車券を買わないと(もしくは持っていないと)購入できません。
バス代74.8ILS、カード代5ILSでした。
8時発の486番のバスで、4番ゲートから出発です。
バスは定刻通りに出発しました。エゲッドバスというのですが、エゲッド社のウェブページでバスの時刻を調べられます。そんなに本数は多くないので、調べていくといいと思います。
乗車の際、運転手さんに行き先を告げておきます。目的地に着いたとき、教えてくれるらしいです。「エン・ボケック、パブリックビーチ!」で十分わかってくれます。
しばらく街中を走り、次第に景色は荒野へと。
外の景色を楽しんでいると、突然ブーという機械音が。それでもバスは走り続けるので、特に気にしないでいたら、徐々にバスは道から横に外れ、舗装されていないがたがたの地面を走り出しました。バスの中はざわざわ。なんとブレーキが壊れ、止まれない様子。淡々と書いていますが、実際はどきどきでした。走っているところがやや下りになっているらしく、なかなか止まらない。乗客が「ドアを開けて!」と叫んだので、バスは泊まっていませんが運転手はドアを開け、みんな我先にと転げるようにバスの外へ。しばらくしてバスも止まっていました。
怖かった。怖かった。ブレーキがきかないなんて、そんなことあるんですね。
50分後くらいに新しい代わりのバスが来ました。ふう。
ビーチに着く前に一苦労でした。どっと疲れた。
それでも進むにつれ、右手に壮大な岩山、左手にエメラルドグリーンの死海という絶景が広がり、気分は上々。美しい。
マサダ要塞も同じバスの路線で、エルサレムからエン・ボケックの途中にあります。マサダ要塞、どうしようかぎりぎりまで迷いましたが、今回は見送りました。要塞好きとしては是非見ておきたいと思ったのですが。
10時15分、エン・ボケック着。運転手さんはちゃんと「ここだよ!」と教えてくれました。
パブリックビーチはとても簡素な更衣室(囲ってあるだけ)とシャワーがあります。
近くに死海コスメ等の売店があり、そこに有料ロッカーがあったので利用しました。5ILS。ホテルから水着を着ていって正解でした。着替えるところは十分ではない、気がします。
服を脱ぎ捨て、水に入ります。
なんとなく濃度?が高そうな、少しぬめっとした水。足を底から離すと、浮く!想像以上に浮く!無重力状態?無重力知らないけど。
いろんな態勢をとって遊ぶのは思った以上に楽しいのですが、ひたすら痛い。小さな傷でもとても痛い。我慢できず水からあがりシャワーを浴び、また入り、まだあがりの繰り返しでした。
でも楽しい。
死海、実は今回の旅行で優先度がそれほど高くなく、日程的に行けたら行こうくらいの気持ちだったのですが、行ってよかった。「死海は浮く」ということは、事前の知識でわかっていて、なんとなく想像もしていました。浮くってこんな感じかな、って。でも実際に水に入ってみて、浮いてみて、「こういうことなんだ」って、想像じゃ感じられない楽しさを味わいました。わたしはたぶん、そこまで体験至上主義ではないのですが、身体を使わなければわからないこと、感じられないことってあるんですよね。ベタですが。
だから旅行ってやめられない。
存分に楽しんで(というわけでもないです、でも痛いので限界)、11時50分頃、行きと同じく486番のバスでエルサレムへ戻りました。行きに降りたバス停の道路はさんで反対に帰りのバス停があるので、そこで待ってるとバスが来ます。バス停に英語表記がなかった(気がする)ので、周りの人に「エルサレム行きはここで待ってればいい?」と聞きまくってしまいました。
14時、エルサレム着。ショートトリップ無事終了。
その後はマハネー・イェフェダー市場で昼食。ミックスグリル55ILS。たくさんのサラダとピタパンがついて量は十分すぎるほどなんですが、やや高いですよね。イスラエル、物価高い。
いろんなものをピタパンにはさんで食べます。
あくまでわたしの感想ですが、味と値段が釣り合ってなかった。
活動初日からびっくりするようなトラブルに巻き込まれて、幸先が不安でしたが、死海は楽しかったし、道中の景色には興奮したし、こうしてエルサレムに無事帰ってこられたし、よかったことにします。
(2015.9.21)