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【旅行】イスラエルに行った8~朝のエルサレム、考古学公園~

イスラエル旅行記8。

↓この記事の続きです。

mitakiitayonnda.hatenablog.com

 

さて金曜日。エルサレム6日目。

この日までに概ねお目当ての場所は行けていたので、あとはゆっくり街歩きを楽しめます。わたしはあんまりタイトな日程の旅行がすきではなく、たいていこのように特に目的もなくぶらぶらできる日ができてしまいます。今回の旅行も、「これだけ長く行くならエルサレムだけじゃなくて他の都市もまわれるのに」と言われました。それもいいとは思うのですが、わたしは一都市にできるだけ長く滞在するのがすきです。あれも見なきゃこれも見なきゃって有名なスポットだけを消化するのはもったなくて、特に目的を定めず街を歩いて、「街を感じる」というのも、旅行の醍醐味のひとつだと思っています。とても贅沢な時間の使い方。

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ひともまばらな朝のヤッフォ通り。

 

ホテルは簡単な朝食がついているのですが、この日は朝食をとらずに街へ出発。前にも書きましたが、朝の街の空気がだいすきです。みんなが動き出す前の街にときめきます。

6時半にホテル出発。旧市街の方向にヤッフォ通りを進みます。途中、パン屋さんで朝食。クロワッサンとカフェラテ。15.9ILS。

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テラス席で食べる朝食。至福の時間です。朝食にロマンを感じているので、こうやって朝早く、異国の地でゆったり朝食をとることは、この上ない幸せです。

 

朝食を終えて、旧市街へ。毎日旧市街に行っています。逐一書いていないけれど、旧市街に行くときは必ず嘆きの壁にも行っています。というか、嘆きの壁を通っています。いつもひとがたくさん。

時間と、少しお金に余裕があったので(旅行の終盤なので少し贅沢ができる)、エルサレム考古学公園へ。遺跡があります。勉強不足なのでいつの時代のどういう遺跡なのか全然わかっていなかった(もったいない)のですが、廃墟や遺跡にエクスタシーを感じるなら少しおすすめ。なぜ少しかというと、入場料が高いからです。29ILSです。

遺跡も見ていて楽しいですが、ここから見る景色も絶景。

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エルサレムは起伏の激しい土地にあるので、いろんな場所からいろんなところを見渡せます。視界に広がる白と緑と青の広大な景色は、何度見ても「来てよかった」と思わせてくれます。

 

少しだけ城壁も歩けます。

 

1時間くらいで見終わって、旧市街をあとにします。そして市場へ。

市場もほぼ毎日行っています。市場だいすき。市場に萌える。

この日は金曜日で、金曜の夜からユダヤ教は安息日に入ります。ヨム・キプールの前日と同様に、食料を買いに来るひとでいっぱい。

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超正統派の方もお買い物。

 

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パンもたくさん売られています。パン好きにはたまらない。

 

わたしも食料の確保が目的なのですが、もうひとつ、お土産を買わなければならないというミッションもありました。仕事場で配れるようなお土産、イスラエルってあんまりないんですよね。わたしのお土産の条件、「小分けされていて」、「イスラエルでしか買えない」、「日持ちのするもの」はなかなか見つからない。

 

結局スーパーで「ハルヴァ」というお菓子を買いました。知らなかったけれど、イスラエル特有のお菓子ではないみたい。いいや。

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12個入りで13.9ILS。空港でも買えます。砂糖と穀物の粉を固めた感じのお菓子。本当は何で出来ているか知らないです。

 

キッパも買いました。

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25ILSくらいだった気がします。ユダヤ教の男性がかぶる帽子みたいなの。こんなあからさまなのかぶってる方はいません。お土産用です。

 

お土産ミッションをクリアし、安息日のための食料(再びピタパン)も確保、ホテルに戻りました。

次の日はいよいよエルサレムを発つ日です。

 

(2015.9.25)