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【雑記】ITパスポート試験を受けてみた

ITパスポート試験を受けました。今日の午前中に受けてきました。

結果はこんな感じです。

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合格基準は総合評価点600点、分野別評価点がそれぞれ300点なので、合格してると思います。全然素敵な点数ではないですが、ひとまずよかった。

CBT方式の試験で、試験終了と同時に採点され結果が分かります。合格までの期間って結構フラストレーションを感じてしまうので、この形式はありがたい。

 

申し込みをしたのが2月7日。テキストを購入したのが2月10日くらい。勉強期間は2週間と少しですね。

 

2月上旬に秘書検定を受け、次はなにしようかなと考えていました。手っ取り早く取れる資格を探していたところ、以前から少し受けてみたいと思っていたITパスポートがちょうどいいかなと思い、申し込みました。

ちなみに何度も書いていますが、私の仕事はただの事務です。IT関係ではありません。ただ、事務とはいえこの時代、どうしても仕事でITって関わってくるんですよね。というか、当たり前に使用しているIT機器やネットワークって通常の業務においては大して知識がなくても使っていけるんですが、困るのは不具合が生じたときなんですよね。システムの仕組みなど、根本的なことを全く知らないとエラーに全く太刀打ちできない。だからITに関して、まずは入門レベルで体系的に勉強したいと思ってました。

 

この試験、情報処理技術者試験の中では最も基礎的な、優しい試験です。「すべての社会人」を対象にしていて、IT関係に従事していないひとも「これくらいは知っといたほうがいいよね」というレベルのものです。決してハードルの高い試験じゃない、と思います。

ただわたし、典型的な理系苦手人間で、もうほんとに理系アレルギーで。数学、理科、からっきしでして。センターレベルの数学や生物ですら涙目でして。こんな人間が果たして勉強できるのかと不安でした。

 

いざ勉強を始めてみると、思ったよりは順調に進みました。テキストに書かれていることを完全に理解できたかというと全くそんなことはないです。でも勉強はそんなに苦しくなく、普段使ってるITの仕組みが少しでもわかってくるのが嬉しかったです。

 

勉強の仕方については、まずはテキストをさらっと通読し、2回目はもう少し理解を深めるためにじっくり読んで、3回目もじっくり読んで、あとは過去問過去問過去問、間違えたところをテキストで確認、暇があればテキストぱらぱら読む、そんな感じです。

使ったテキストはこれ。

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 平成28年度

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 平成28年度

 

いろんなところで「このテキストを読んでもわからなかったら諦めましょう、向いていません」と書かれていますが、わたしは正直、この本でも半分くらいしか理解できませんでした。制御装置とかメモリとかプロトコルとか、今でもなんなのかわかっていません。わかっていなくても、なんとなーくで正解できちゃうんですよね。4択だし。試験としてどうなのかとも思うのですが。

合格点はこれでとれると思いますが、ITに関しての本当の理解という面では不十分だと思います。試験に合格するのが目的なら(というかこれがそのための本なんですが)これで大丈夫、なはず。 わたしみたいにまったくまったくまったくITがわからない方は、もう理解を諦めて合格するためと割り切り、なんとなくわかったという程度でいいと思います。

 

結果として合格はできましたが、入門の「にゅ」くらいしか身についていないと思います。マネジメント系問題で救われているのは確実だし。もっと精進します。ただ、ITへの導入としてはいい経験でした。ITの勉強って何から始めていいかわからなかったので、基礎の基礎を勉強することができたのはよかったです。これを機会に上位試験にも挑戦してみたいです。

 

そうそう、わたしが受験した会場の受験者は10人くらいだったのですが、わたし以外見事に男性でした。