ベーグルに憧れている

書きたいときに書きたいことを

【本】罪と、償いについて/『サブマリン』(伊坂幸太郎)

読みました。 サブマリン 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/03/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 大学生まで、ずっと伊坂幸太郎さんの作品に助けられてきました。あまり生きるのがうまくなかったので、しんどいこと…

【本】『握る男』

以前にいい感じだったけれど結局はご縁がなかった男性に恋人ができたことを人づてに聞き、自分でも思った以上にダメージを受けている夜です。なんというか、自分の心って意外と自分でもわかっていないんだなあと思いました。ここまでショックを受けるとは思…

【本】『好きなようにしてください たった一つの「仕事」の原則』

こちらのブログを読みました。 outward-matrix.hatenablog.com 全身全霊でおすすめされていたので、買って読んでみました。 好きなようにしてください―――たった一つの「仕事」の原則 作者: 楠木建 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2016/02/05 メデ…

【本】本を読むことを肯定してくれる/『本の「使い方」』

カンボジア・ベトナム旅行記は小休止です。 『本の「使い方」』、読みました。 本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21) 作者: 出口治明 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/09/11 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件)…

【感想文】今と、過去と、時代について/『地下鉄に乗って』

「歴史にifは禁物」であるという。人生についてもまた然りで、「もしもあのとき」と考えることはほとほと無意味である。それでも、そうは解っていても、考えてしまうことがある。選ばなかった道について。起こさなかった行動について。または選んだ道につい…

【仕事】仕事の名言“「後悔する」ようなやり方をしてたことに激しく後悔する”

仕事の話です。 わたしは事務職のOLです。普通の。決して華々しいお仕事ではありません。就職活動が思うようにいかず望んだ会社には入社できませんでした。拾ってくれた今の職場には感謝しているし、ここで働くことを決めたのも結局は自分です。それに、わ…

【本】“二人組”じゃなくてもいいじゃない/「トリプル」村田沙耶香

『群像』二月号、村田沙耶香さんの「トリプル」を読んだ。 群像 2014年 02月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/01/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (2件) を見る 若い子を中心に、「カップル」ではなく「トリプル」という関係が流行っ…

【本】映画化、どうなるのか楽しみだ/『繕い裁つ人』

おおー!映画化決定らしいーー!(数日前に発表で乗り遅れたーー!!) 池辺葵「繕い裁つ人」実写映画化!洋裁店店主の優しい物語 池辺葵「繕い裁つ人」の実写映画化が決定したと、本日12月7日に発売されたKiss PLUS 2014年1月号(講談社)にて発表された。 …

【本】例えば“X”を否定する為に“X”を手に入れるということ/『名も無き世界のエンドロール』

ちょっとね、「力」がほしいなーと思うできごとがありまして。 「力」って抽象的すぎるけど。とにかく、そう思ってしまった。 社会的にものすごく名のある企業に勤めてる人の言動が気に入らなかったという、よくあるはなし。地位もお金もある人くせになんで…

【本】「好き」が意味すること/『この世は二人組ではできあがらない』

今読んでる本が長くて、読みおわるの待ってるとなかなかブログ書けなくなるので、今回はこれまでのストックのなかから選んで書きます。 山崎ナオコーラ『この世は二人組ではできあがらない』 この世は二人組ではできあがらない (新潮文庫) 作者: 山崎ナオコ…

【本】席を譲るタイミングで困るひと、読んでみて/『あのひとは蜘蛛を潰せない』

読んだ。 彩瀬まる『あのひとは蜘蛛を潰せない』 彩瀬まるさんの作品、ずっと読んでみたいと思ってたのになかなか読めずで、やっと読めた。 あのひとは蜘蛛を潰せない 作者: 彩瀬まる 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/03/22 メディア: 単行本 この商品…

【セツヤクエスト】大学生協×HonyaClub で本を少し安く買う

私のマネー術「セツヤクエスト」 ライフネット生命×マネーフォワード×はてな 節約の旅「セツヤクエスト」に参加中!! たまにはこういうのもいいかと。 本読んだり映画観たりもしてるんだけど、なかなか書けないので、ちょっと私事を書いてみます。 実家に住ん…

【本】わたし『真夜中』です/『雑誌の人格』

能町みね子『雑誌の人格』買ってみた。 雑誌の人格 作者: 能町みね子 出版社/メーカー: 文化出版局 発売日: 2013/11/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る いろんな雑誌を擬人化してる。それぞれの雑誌の年齢とか、家族構…

【本】浅田次郎『世の中それほど不公平じゃない』

タイトル通り。読みました。『世の中それほど不公平じゃない』(集英社)。 浅田次郎さんの『週刊プレイボーイ』での連載がまとめられた本。 面白かった。 浅田次郎さんの本、わたしほとんど読んだことないです。ほとんどじゃないです、まったくです、ごめん…